18才の夏、1ヶ月間の短期で、伊豆の高級旅館で仲居さんのリゾバしてきたお話です。

 

前編はコチラ

 

それではいよいよ仲居さんの1日の流れを見ていきます!

仲居さんの仕事内容<1日のタイムスケジュール>

仲居さんの朝は早い

寮から二部式の着物(簡単に着れるやつ)を着て、身なりを整えて行かなければいけないため、最低でも5時30分までには起床。

6時 出勤

新しいお湯のポッドを各部屋の前に置く。おめざの準備。

6時30分 朝のおめざ

朝のおめざとして、オレンジヨーグルトジュースみたいなやつを部屋に届ける。

寝てる人が多いがピンポンして起こして回る(これ起こされる側はどうなんでしょう…)。

7時 朝食準備

調理場で生卵と納豆とご飯をもらっておいて、お客様の朝食の準備をしながら隙を見て食べる。

7時30分 朝食開始

すべて部屋だしのため、自分の担当部屋につき、朝食のお皿をテーブルにどんどん並べる。

夜と比べると、朝はお皿を一気に並べてよいので楽。最後に干物の燃料に火をつけて退室。

8時30分 朝食片付け

様子を見つつ、もう食べ終わってそうなら片付けをする。

お客様と歓談しつつ(今日はどこに行かれるんですか~?等)皿をすべて下げ、テーブルを綺麗に拭きあげる。

9時 食器を調理場へ下げる

9時30分 ちょっと一息つく

ここでちょっとお茶飲んだりお菓子食べたりしていました。

10時 お見送り

ちらほらチェックアウトの人もいるので、自分の担当のお客様をお見送り。

お見送りしたら、部屋の片付け&飲み物補充&浴衣、アメニティの補充。

洗濯係の人に使用済みタオルやシーツやなんやかや渡す。ちゃんとした清掃は専任の人が入る。

11時 いったん帰宅

もたもたしていると帰るのが12時近くなってしまうこともあります。

自分の中休みが短くなってしまうので、早く帰ることに必死。

14時 出勤

眠気を噛み殺しつつ出勤。

14時過ぎ お客様お出迎え

1日に2~3部屋の担当につくので、担当のお客様が着き次第、お部屋にご案内してご挨拶。

一回裏に戻り抹茶をたててお菓子や果物と一緒にお出しする。

(お部屋のランクによって、お出しするお菓子や果物が違うため間違えないように気を付ける)

15時 備品の準備

お湯ポッドを作っておいたり、おしぼりをたくさん作ったり、他の仲居さんとこの時間におしゃべりしたりして、わりとのんびりできる時間。

17時 夜ご飯準備

お客様によってコースが違うのでよく確認。懐石なので、順番に、冷たいものは冷たく、温かいものは温かいうちに、お出しする。

すべて部屋出し、2~3部屋同時進行なのでめちゃくちゃ忙しい。

たくさんお酒を飲む人がいるとドリンクの注文が絶え間なく入って地獄と化す。

20時 夜ご飯片付け

皿をすべて下げテーブルを綺麗に拭いて、おしまい。

料理を出す際や片付ける際、沈黙が流れるので、適度に接客しないと気まずい。

20時30分 自分のご飯

お弁当が支給されるので食べる。

21時 帰宅

やっと帰宅。1日長かった。

辛かったこと

  • 一日の拘束時間が12時間、労働時間は少なく見積もっても10時間と長いこと。
  • 東京から来た学生アルバイトというのは隠すように女将に言われていたので、お客さんに、ここが地元?若いときから働いて偉いねぇなんて言われたりすると心苦しかった。
  • 人見知りだけど、部屋出しの時はなるべくお客さまに話しかけたり、周辺観光地を叩き込んで、聞かれても完璧に答えられるようにしなきゃいけないこと(今思えばお金もらって働いているので当然のことだけど、当時は辛かった)。
  • 簡易着物で足袋を履いて動き回るが、三階分くらいを配膳で行ったり来たりするため、夜には足がぱんぱんになる。とにかく体がしんどい。でもお客様の前ではきちんと優雅に振る舞わねばならないこと。

楽しかったこと

  • 高級旅館なので、お客様から心付けがもらえたこと。もらった心付けは女将に申告して、そのうち6割は搾取され4割は自分の報酬になるというシステムでした。たまーに申告しないでちょろまかしてましたけどね(え?)。朝ご飯、夜ご飯の2食が支給されるので、心付けのお金だけあれば十分生きていけました。リゾバすごい。
  • 旅館のすぐ近くで、海辺の花火大会が3日間連続とかであったので、花火が始まると一時的に仕事を放り出して従業員みんなで見に行ったこと。
  • お客さんの食べ残しで、高級食材(アワビや伊勢海老)が手付かずで余ったりすると食べてよいと言われ、食べることができたこと。(プライドとかないん?)(この習慣のせいでしょうか、、帰るころには体重が5キロくらい増えてました)

まとめ

ということで、仲居さんをお勧めできる人は、人見知りしなくて、体力がある人!これだけです。

私は体力ないので毎日バッテバテでしたけど、宿の温泉は21時以降は入ってもいいことになっていたので、入って癒されたりしていました。

歩いてすぐに海がありますから、夜はみんなで海辺に花火しにいったりして。毎日が非日常で、すごく面白い体験でした。

辛いこともありますが、期間限定だと思うとがんばれます!リゾバのいいところですね。

お金は、次の月に16万円くらい振り込まれたかな?時給にすると800~900円と、安いですね。

ただ、日常でお金使うのはお昼ご飯代くらいなものなので、あの生活を続けていればお金がたまることは間違いなしです。

貯金しながら日本中を旅したいひとなんて、いいんじゃないでしょうか!

ちなみに私の場合、出会いはまったくありませんでした^^

また機会があれば、北海道か沖縄にリゾバに行ってみたいな~と思っている、いくやまでした。(たぶん仲居さんはもうやらない。)