コロッケを作るのは、面倒くさい。
じゃがいもを茹でて潰して、ひき肉と玉ねぎ(みじん切り(!))を炒めて、タネを形作って衣をつけて揚げる…??
じゃがいもを潰した時点で、コロッケを作るのはなかったことにして、ポテトサラダを作ることだったことにしたい。
それくらい、ズボラ人間からすれば気の遠くなる工程数である。
お肉屋さんで安く売っていて美味しいのだから買ってくればいいじゃないか。
そういう人もいるかもしれない。
もちろん、買ってきて食べても美味しい。
しかし、ズボラ人間にその面倒を乗り越えてでも作りたいと思わせる圧倒的な美味しさが、手作りコロッケには、ある!!!(海賊王に、俺はなる!!)
一度食べたら、お惣菜のコロッケは全くの別物に思えてしまう、それくらい美味しいです。
というわけで(?)今日は、よしながふみ『きのう何食べた?(10巻)』から、コロッケを作ろうと思います~。
contents
いざ、コロッケづくり
※詳しいレシピは作中をご参考に。以下手順は完全に作品通りではないのでご注意くださいね。
一口大に切ったじゃがいもを、粉ふきいもにする。
フッ素加工の鍋で作ると後で洗うのがラクです。
出典:よしながふみ『きのう何食べた?(10巻)』
粉ふきいもを作る際の注釈。この漫画は、こういう一言注釈があるのが有難いし、めっちゃ助かるし大好きポイントです!!
みじん切りの玉ねぎを炒めて、ひき肉を加えて火が通ったら、塩・コショウ・醤油少々・あればナツメグ少々入れる。
ナツメグはあったほうが絶対に美味しい!ナツメグってひき肉料理に信じられないくらい活躍しますよね(ただ賞味期限以内に使い切れたことはない)。
粉ふきいもと上記を混ぜ合わせて、小判形にまとめます。
タネを冷やしている間にキャベツを千切り
キャベツの千切りって、祖母がいつも水にさらして冷蔵庫に入れていたので、何も考えず私もそうしていますが、栄養が溶け出すとかいいますよね…。みんなどうしているんだろう?
バッター液とパン粉で衣をつけたら…
シロさんは効率的なので、たぶん『小麦粉→卵→パン粉』ではなく『バッター液→パン粉』で衣をつけるだろうと予想していたので、期待通りで嬉しかったです(w)。
少なめの油で高すぎず低すぎずの温度で揚げます!
両面きつね色に揚がったら完成!
無事に爆発せずに完成しました。
でもシロさんが
家で揚げたコロッケって多少爆発してもやわらかくてうまいんだよやっぱり!!
出典:よしながふみ『きのう何食べた?(10巻)』
と多少興奮気味で言っている通り、爆発しちゃっても、それはそれで油を吸ってて全然美味しいのよね…読んだとき「わかるー!!」って思いました。
実食
んもう、めっちゃ美味しいです。こんがり揚がった衣の香ばしさがたまらない…。なんでジャガイモと玉ねぎとひき肉の材料だけでこんなに美味しくなるの?
タネにしっかりめに味が付いているのでそのまま食べても美味しい!
翌日のお昼に、作中通りちゃんとコロッケトーストにもしてみました。
美味しい~~~幸せ感じました。
タネの段階で既にめっちゃ美味しいので、形を作って揚げることはしないで、
グラタン皿にタネを敷いてパン粉を振って焼いちゃってもそれはそれで美味しそう♪
形を作って揚げるという手間が省けるので今度やってみよう!
料理漫画から料理を作る楽しさ
「何食べ」はドラマ化もされている料理漫画ですね。
今日なんにも作りたくないな~という時に読むと、あれ、なんか料理したくなってきたぞ…と、やる気を出させてくれる大好きな漫画です。
冒頭にも書いた通り、コロッケってなかなか作るの手間がかかる!(工程多い&洗い物多い)
今回は漫画の手順通りに追っていくのが単純に楽しく、あまり面倒と思わず作れました♪
漫画の中で主人公たちが食べているものを食べている楽しさもありますね。
漫画や小説に出てくる料理を作ってみる、というのが好きなのでまたちょくちょく記事にしていきたいです。
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